「バカ」は必ず、できるようになる!
私が偏差値が測定不可能で、こうやって高校にいけるようになった経験を話すと、こういう反論をする人がいました。
「結局アタマが良かっただけでしょ?」
「誰もがそんな大変身を遂げられるなんて、ありえない」
早い話が、「もともとのデキが違う」と思われているのです。
しかし、頭のいい人の世界とおバカの世界は、明確に分かれているわけではないのです。
もともと頭がいい人と悪い人がいる、
というこの考え方を心理学では「固定的知能観」と言います。
その反対が、「増大的知能観」。
人の能力は、最初は低くとも、いくらでも高めていくことができる、という考え方です。僕の考えは、こちらを取っています。
もし、おこさま、中学生が自分で自分をバカだと思っている人でも、必ず頭のいい人の世界へといけることができます!。
そう、誰もが可能なのです。
私はその他数えきれないほどの生徒をサポートしてきた中で、それを実現させてきました。その上で、話します。
頭の良し悪しは、才能ではない。「積み重ねをしたか?」です。
何度も繰り返す、たとえ「イヤイヤ」でも、そこにやらなくてはいけないという自分意志があれば、知識も技術も増えていきます。
われらは今、日本語を当たり前のように話せています。
でも、生まれた時は話せませんでしたよね?
今、話せているのは何度も繰り返した結果です。
人は「繰り返し」によって要領を習得し、「積み重ね」によって優れた能力を備えるようになります。
その繰り返しを行ったからこそ、「頭のいい子」になるのです。